とりあえずは喜ばしい知事OBの大臣誕生
-増田総務相に「大いに期待」=石原都知事-
石原慎太郎東京都知事は31日の定例記者会見で、前岩手県知事の増田寛也氏が総務相に就任したことについて、「地方の問題をあずかる立場として物事を複合的、重層的に考えてもらいたい。大いに期待している」と述べた。
石原知事はさらに「彼(増田総務相)は岩手県で立派な業績を残したと思う。ただ、県知事の立場と国全体をあずかる総務相のスタンスとでは違う。そのことは彼も認識していると思う」と話した。
(2007年08月31日/時事通信)
知事のOBが民間人のまま大臣になるというのは大変珍しい。以前にもあったのかどうかは知らないが、こういうパターンもあって良いのかなとは思う。アメリカなどは州知事がよく大統領になっているのだから、今まで無かったのが不思議な気がする。そういう意味で、ともかく頑張って欲しい。
さて、単純に言えばその通りなのだが、ちょっとひねって考えると気になることがある。増田氏が以前知事をやっていた岩手県は小沢代表のお膝元で民主党の牙城だ。なぜ、今回自民党政権に入り込んだのか?民主党側への面当てか切り崩しか、そんな政争臭い話しとは関係ないのだろうか。
もうひとつ気になるは、増田氏と全国知事会との関係である。増田氏は以前、現会長の麻生福岡県知事と会長を争った。結果は麻生氏に軍配が上がったわけだが、その後麻生氏は4選と多選知事の仲間入り。一方増田氏は4選出馬せず、民主党の前衆議院議員に後を譲っている。
こうなると2人の立場というか姿勢は結構異なるわけで、なにやら緊張感が漂ってしまうのである。
まあ、そういう所でお互いに足を引っ張らないで、総務大臣の仕事を全うして欲しいし、知事OBの実力を発揮して、あとにつながるような活躍をして欲しいものである。


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