図書館以外は不要?
-「図書館以外は不要」橋下氏、大阪府施設の廃止・売却検討-
大阪府知事に就任する橋下徹氏(38)は4日、府幹部との協議の中で、83の府立施設のうち、中之島図書館(大阪市北区)と中央図書館(東大阪市)の2施設以外は「不要」との考えを明らかにした。(中略)
また、46ある出資法人についても、中小企業信用保証協会、育英会、障害者福祉事業団、西成労働福祉センターというセーフティーネット(安全網)に関する4法人を除き、全面的に見直す考えを表明。大阪高速鉄道などを対象に、民営化などの検討を進める。
(2008年2月5日/読売新聞)
よくぞここまで思い切ったことがいえるなあと感心してしまう。まあ実際に精査していけば、残さざるを得ないものが更にいくつか出てくるとは思うが、方向性としては理解できる。
大阪市、堺市の2政令市を抱える大阪府にとって、そもそも都心部に自前の施設を持つ必要性はない。それ以外の府下の市町村でも府で維持しなくてはならないものはあまり無いはずだ。組織としての存在意義を見つけるためにそういう施設を抱えているとすれば、無駄であるし自己満足でしかない。
ただし、では誰がそれを維持運営してくれるかという話になるだろう。民間に委託するのか、それとも市町村か民間企業に譲ってしまうか。もし誰も引き受け手がないなら、その施設はいらないと判断すべきなのかも知れない。しかし、そういう一見当たり前そうな判断が、実はできそうでできない。
前言撤回の癖がある橋本氏、一言目は威勢が良いのだが、この問題についてはどこまで信念が貫けるか?


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